新年明けましておめでとうございます!

2021年のスタートにあたって

組合員の皆さん
新年あけましておめでとうございます。
 昨年安倍政権が退陣し、菅政権が誕生しましたが、新型コロナウイルス感染拡大で国民の命がかかった重大局面での国会閉会「桜を見る会」前夜祭での安倍晋三前首相側の費用補填、吉川貴盛元農水相の贈収賄疑惑、日本学術会議に対する違憲・違法の任命拒否など菅政権の対応に対する不満と不信が日増しに強まっています。感染拡大に伴う解雇や雇い止め、飲食業や商店・業者など中小企業経営と地域経済の落ち込みは一層深刻さを増しています。
 政府のコロナ対応についても世論調査で「評価しない」が上回り菅政権の対応は「無為無策」「逆行」だとして、感染急拡大のもと「Go Toトラベル」事業に固執しコロナ感染が増加する状況が生まれています。昨年10月の消費税の増税で個人消費は落ち込み、コロナ禍でさらに落ち込みました。コロナ禍だからこそ大幅賃上げと、最低賃金を大幅に引き上げ消費購買力を引き上げることが必要です。
 その為にも、全労連の春闘方針「4つのつくる」「3つのルール」に基づき、賃金大幅引き上げ・底上げで、誰もが人間らしくくらせる「生活をつくる」、安定雇用と労働時間規制で人間らしく「働くルールをつくる」、命が守られ安心して暮せる「医療・社会保障と公共体制をつくる」、改憲を阻止し、「憲法が生かされる社会をつくる」、<格差の見える化<<組織強化・拡大><総選挙で変える>を軸に大いに奮闘しましょう。
 愛知地本では、3件の争議が地裁で係争中となっています。特にアクリルの争議は工場閉鎖・による解雇事件、FM愛知のTさん、北部青年ユニオンのWさんの事件についても早期解決に向けての闘いに全力を挙げ取り組み、組織拡大に力を注げる体制を作りましょう。その為にも地本への結集を呼びかけます。

(記 執行委員長 煤本国治)