
【2020年2月26日:争議支援共闘会議結成総会】
アクリル争議7年間の闘いは、中央労働委員会による和解勧告を受け入れ8月6日に、双方による調印で終結をしました。これまでの闘いを物心両面で支えて頂いた愛知地本の組合員の皆さんには大変感謝をする次第です。
和解勧告の内容は、謝罪を求めたものの会社として遺憾の意を表すとの表現にとどまり、自主和解交渉で示された解決金については、和解勧告では大幅にしたまわる桁違いの金額での決着となり、解雇争議を闘った10名にとっては大変厳しいものとなったことを機関誌を通して報告させていただきます。
この7年間の争議を通して感じたことは、十分な説明もなく解雇した会社に対する怒りも当然ありますが、裁判所での判断が決定的だったと思っています。会社解散だからを理由とした判決内容であり、組合の人事同意に匹敵する内容の事前協議約款、工場閉鎖提案での18回に渡る団体交渉でも解散の話はなく、33億円の設備投資に関しても交渉終盤では機密事項だから内容の開示はできないと拒否をしたこと等が十分吟味されていない不当な判決だったこと、東京都労働委員会の命令も裁判での判決をうけ会社主張をうのみにした結論ありきの不当命令が出されたこと、この司法の判断や都労委の判断は、体制側や企業を擁護し、労働者の訴えに正面から向き合っていないサラリーマン化していることを痛感しました。
国民や労働者の声を反映させ、公平・公正かつ透明なプロセスを確立することが求められていると思います。
(記 原告団S)